ファンの皆様へ


平素よりユレルランドスケープを応援いただき誠にありがとうございます。
ユレルランドスケープは2024年12月1日(日)渋谷clubasiaワンマン公演を以って解散致します。突然のお知らせとなり大変申し訳ありません。
ユレルランドスケープは2019年12月4日にデビューしてから、メンバーの脱退・コロナ禍・活動休止を経て2022年4月9日に活動を再開し、今日まで活動して参りました。
その中で今後について幾度となく話し合いを重ね、節目である12月にデビューライブを行った地、渋谷clubasiaにて幕を下ろすことを決めました。公演の詳細は追ってご案内致します。
私たちの不器用な活動にずっと付いてきて下さったファンの皆様には、心より感謝申し上げます。
最後の日まで、変わらずユレルランドスケープらしく音楽を届けて参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。


【株式会社GHETTO.1337・最南端トラックス代表 水間幸太郎】
日頃よりユレルランドスケープを応援してくれている皆様へ

お知らせというのは唐突なものだとは思いますが、まず驚かせてしまった事、申し訳ございません。
仲違いや方向性の違い等、そんなありきたりなものではありません。

彼女達の今後の人生設計にユレルランドスケープの寿命が間に合いませんでした。
これは、演者ではなく、私の責任です。
自分のつまらない矜持でトライしていく幅を狭めてしまいました。
多くの可能性に賭けることよりも、好きなことだけでなんとかしてみたいというカッコつけが勝ってしまいました。
露往霜来の中で私が無能な選択を連続したのでグループの寿命が縮まってしまいました。

ユレルランドスケープには、最南端トラックスのシンボルでいて欲しいあまり、肩身の狭い思いをさせたのかもしれません。
本当に申し訳なく思います。

解散が決まってから寝る前、手が止まれば、考えます。
私は、「死」というものを大きく勘違いしていました。
身体ではなく心の終わりが先だということ。
夢幻泡影であることを知っていて、この短い日々を手抜かりなくは出来なかった。
板の上で死ねたら本望、その裏には継続できる力が充分にあることを示しているのに何にも気づけてなかったなと思います。
私の力不足です。ごめんなさい。

そして、ユレルランドスケープをいつも愛してくれているあなたに
私は、みんなに困ったことがありません。悩んだこともありません。
みんなの大きすぎる愛に支えられてきました。
まだ、返しきれてもいません。
いつも優しくてナイスガイな人たちが集まったことが私の最大の誇りです。
とっても小さな世界かもしれませんが、私にとっては大きなものでした。
今の私を動かしている心臓でした。
あなたの何気ない感想や一言、表情、一つ一つが私の宝物です。
心はそれを忘れることはできないと思います。
そしてその宝物を共有できるメンバーやマネージャーと居れることが幸せでした。
あと三ヶ月半、この幸せを出来る限り噛み締めて参ります。本当にありがとうございました。

これで最後になります。
彼女達に会ったら、どうかお疲れ様と言ってあげて下さい。
それが今一番合う言葉かなと思います。

水間幸太郎


【マネージャー 品田麻衣子】
いつもユレルランドスケープの応援をありがとうございます。

この業界でユレルランドスケープの信念を貫くことはとても難しかったように思えます。
私の未熟さ故にメンバーを正しく導けなかったことも多く、苦労をかけました。
ですが、どんな日でもメンバーは真摯にステージに立ち続け、私に様々な景色を見せてくれました。
ユレルランドスケープであり続けてくれたさな、町子、ゆき、春奈に改めて感謝を伝えたいです。

ファンの皆様、わかりにくい私たちを見つけていただき、好きになっていただきありがとうございます。
どんなライブやイベントでも、揺るがない愛で見続けてきてくれましたよね。
そのお気持ちを感じ、何度も救われてきました。皆様なしには、ユレルランドスケープは成り立ちませんでした。
本当にありがとうございます。

ユレルランドスケープが終わった未来で、ここでの日々が人生の糧になるように、メンバーがユレルランドスケープをやり切れるように、私も最後まで全力でサポートしていきます。
12月1日の解散まで、まだライブはありますので時間の許す限り、ユレルランドスケープを見に来てください。
よろしくお願いします。

品田麻衣子


【空蝉さな】
ユレルランドスケープを愛しているファンの皆様へ。いつも温かく最大限に支えてくださり、ありがとうございます。

いつか終わりがくると分かってはいても、本気で愛してきたものを手放すことは何よりも心苦しいです。
自分の体や精神を削ることの方がよっぽど楽で、何度痛い目を見ても、憧憬を抱きながら、縋り付いてきました。
何をやっても派手さがない自分にとって、行き当たりばったりのユレルランドスケープは本質であり、なくてはならないものです。
顧みると、険しく目を瞑りたくなることもありますが、それ以上にこの場所にこだわったのは、あなたがいたからです。
ここまで意地を張ってやってきたので、本質なもので、最後まで打ち抜いていきます。

どうしたって、代わりのきかないものだから、私はここでユレルランドスケープとともに演者人生を終えます。

そして、この最大限に愛おしい演者人生を水間さんと麻衣子さんが生んでくださいました。
最南端トラックスで最後を迎えられること、とても幸せに思います。

最後は儚く散ります。
最後の日まで、どうぞよろしくお願いします。

空蝉さな


【小野町子】
渋谷のルノアールだったかドトールだったか、そんなこと忘れるくらい前に水間社長と出会ってユレルランドスケープが始まりました。
このグループは不安定な部分が多かったと思います。常に今が終わりかもしれないと思いながらステージに立ち、色の見えない朝を迎えていました。
でもこの不安定な部分が人間臭くて面倒くさくてどうしようもなく好きでした。
2024年12月1日にユレルランドスケープの幕は閉じます。そして私たち4人なりの朝を迎えます。
最後までユレルランドスケープのステージを貫いていきます。なのでここで伝えることは特にないです。
どうぞ最後の日までよろしくお願いします。

小野町子


【麦ゆき】
いつもユレルランドスケープを応援して下さり、ありがとうございます。
新メンバーとして加入して約2年。私は人生を賭けにユレルランドスケープに入りました。
大きい事を言って加入したにも関わらず、このような形となってしまいごめんなさい。
ユレルランドスケープを生んでくれた社長の水間さん、メンバーを支えてくれたマネージャーの麻衣子さん、ずっとユレルランドスケープを残し続けてきてくれた町子、毎日毎日ユレルラの事を考えて行動し続けてくれたさな、新メンバーとして共に戦い続けてきてくれた春奈、そして何より愛を持って応援し続けてくれたファンの皆さん、本当にありがとうございます。感謝してもしきれないです。
皆さんのお陰で私はステージに立ち続けられました。
残りの時間、私なりに全力で恩返しをしていきたいと思います。いただいてきた愛を倍で返します。
みんなと笑って「またね」できるように身をもって示していきますので、最後まで着いてきてほしいです。
表現で貴方の心に息を吹き込めるように、ユレルランドスケープの麦ゆきを全うしていきたいと思います。
最後までユレルランドスケープをどうぞよろしくお願い致します。
いつもありがとう。

麦ゆき


【雅春奈】
ユレルランドスケープは2024.12.01の渋谷asiaをもって終止符を打つ事になりました。
ネガティブな終わりではありませんが、正直に言うと辛いです。
それなら続けてよって思われるかもしれませんが、現実はそうはいきません。期待に応えられなくてごめんなさい。
私は声をかけてもらったのがきっかけで、ユレルランドスケープという居場所をいただきました。本当に感謝しています。
ユレルランドスケープに入って、数え切れないほどたくさんの経験をさせていただきました。
私は心から、ユレルランドスケープという愛されているグループの最後のメンバーの一人としてステージに立てることを嬉しく思います。
喧嘩した日も、笑い合った日も、疑い合った日も、全て愛おしくて、辛くて。今後どうなっていくのかわからない日々でした。
ファンのみなさんがいて、今のメンバーがいて、事務所の支えがあって、家族がいて、ユレルラをこれまで繋いで来てくださった方々がいて、ここまで続けてこられました。
たくさんたくさん愛してくれて、私たちが生きがいだと言ってくれて、私たちのライブを見て涙してくれて、笑顔を見せてくれて、付いて来てくれて、本当にありがとう。
これから先もずーっとユレルランドスケープの音楽を愛してもらえるように、最後まで精進していきたいと思います。
私は1分1秒ユレルランドスケープを愛しています。その愛をみなさんに渡していきたいと思っています。みなさんの心に寄り添えるそんな存在でいられますように。

最後に、私はまだ芸能界の仕事を辞める気はないです。
なので皆さんの前から居なくなることはないということをお伝えさせていただきます。
どういった形になるのかはまだ定まっていませんが、自分にはこの仕事しかないと思っているのでこれから探していきたいと思います。
言いたいことはまだまだあるけど、ずっと話してしまいそうなのでここで終わりにします。あとの伝えたいことは全てライブで伝えていきます。
残り約3ヶ月と少しですが、どうぞよろしくお願いいたします。
私は負けない。以上!!!

雅春奈